手垢や汚れは想い出や経験を語る勲章だと思ってください。洗濯すると撥水性が落ちたり、ポケットが多いので、水の抵抗で生地を傷める原因にもなります。ひどく汚れない限り、基本的にはあまり洗いません。洗う場合には「手押し洗い」で。洗濯後撥水スプレーをご使用ください。
修理・メンテナンス
フォックスファイヤー製品を長持ちさせるには
愛着をもって使い続けたクロージングや道具がほつれや破れ、パーツのトラブル、防水機能の低下などで使えなくなってしまうのは悲しいものです。
LONG LIFE ― 道具や服にはそれぞれ旅の思い出や釣りの思い出が刻み込まれています。長くお使いいただくほどその味は深いものです。
そのためにも普段から気をつけていただきたいアイテム別メンテナンス法を以下にご説明いたします。
そしてあきらめてしまうその前に一度、私たちにご相談ください。私たちの思いが詰まった道具や服をいつまでも大切に使っていただくためにできる限りの修理をお受けいたしております。
(※素材の著しい劣化や商品の構造上の問題、もしくはリペアパーツの在庫状況により、修理できない場合もございますのでご了承ください。)
アイテム別メンテナンス法
濡れた状態、特にまるめて密封された状態で長時間放置するのは撥水性(表面の水を弾く性能)を低下させますので避けてください。 帰ったらハンガーに掛けてすぐに陰干ししてください。泥汚れでしたら濡れているうちに流水で流してしまうとよいでしょう。 ひどい汚れの場合は洗濯機で通常どおり洗剤で洗って、すすぎを十分にして陰干ししてください。
- 【撥水の回復】
- 使用頻度により表面撥水性能はしだいに低下します。 防水性能をもった素材は内側にラミネートまたはコーティングされた皮膜により水の浸入を防ぎますので、すぐに浸水するわけではありません。しかしながら表面の撥水を維持したほうが内部の湿気を逃がす透湿性能が向上しますし、表面がびしょびしょに濡れた衣服は重くなり体温を奪って不快です。
- ① 洗濯後十分に乾燥したら、あて布をしてアイロン(低~中温)を軽くあててください。キュアリングといいある程度撥水性が回復します。(あて過ぎて生地を溶かさないよう注意!) 乾燥機(標準温度)の使用も可能です。
- ② 撥水の低下が見られる場合、市販の撥水スプレー(スコッチガードなど)を屋外でしっとり濡れるほど掛け、そのまま乾燥させます。乾燥後①のキュアリングを行うとさらに向上します。
- ③ スペシャルケアとして、NIKWAX(ニクワックス)社の専用ケミカルを使う方法もあります。撥水性を低下させない専用洗剤:Loftテックウォッシュで洗い、洗濯機で撥水加工できる専用撥水剤:TX.ダイレクトWASH-INで加工します。家庭で使用でき効果も高いため、お奨めできる方法です。(製品の説明をよくご覧のうえ行ってください)
表面のピリング防止のため裏返してフロントファースナーを閉めて、洗濯機で洗ってください。 柔軟剤を使用すると風合いが良くなり、静電気防止にもなります。熱には弱いので乾燥機、ドライクリーニングは避けてください。
快適にご使用いただくために時々風通しのよいところで陰干しをしてください。 ダウン本来の撥水性・油分が抜けてしまったり、ロフトが低下する原因となりますので基本的にはあまり洗わないのがベストです。したがって衿周りや部分的な汚れは洗剤を溶かしたぬるま湯をタオルにつけて丁寧に拭いてください。後は洗剤が残らないように拭き取ります。なお汚れがひどい場合、NIKWAX(ニクワックス)から家庭で洗濯できる専用洗剤:ダウンウォッシュやダウン製品用撥水剤:ダウンプルーフが市販されています。また大手のクリーニング店ではダウン専用のクリーニングを依頼することも可能です。
使用後はファースナーなどを全開にして良く陰干ししてください。乾燥後こびりついた泥はブラシをかけて落とします。洗剤を溶かしたぬるま湯をタオルにしみ込ませ、汚れた部分を拭き取ります。その後洗剤が残らないように拭き取ってください。異素材をライニングしたりクッション材やフレームなどを使用し構造が複雑ですので、丸洗いはお避けください。水分が残りカビの原因にもなります。
まず十分に乾燥させてください。靴の中には新聞紙を詰めて、水分を吸い取ってください。その際新聞紙はまめに取り替えて。表面の泥などの汚れは乾燥後のブラッシングで大抵はきれいになります。基本的には丸洗いは避けてください。靴の内側は乾きにくく、縮率の異なる素材をライニングしているため、剥離の原因にもなりやすいのです。
お手入れの仕方オイルドレザーや表革のシューズには、撥水スプレーやミンクオイル、靴クリームなどを使用してください。ベロアやヌバックなどの表面起毛のシューズは、ブラシで汚れを落とした後、撥水スプレーをご使用ください。ミンクオイルや靴クリームなどは変色や表面の風合いを損なう場合があります。合皮の場合もこれと同様です。
使用後水洗いして乾燥させます。裏返して内側も干すようにすると良いでしょう。 ソックス部分のテープは補強のためであり、防水に影響しませんが気になるようでしたらアイロンで再接着してください。ピンホール、破れの補修は上記のソール交換を含めてホームページ(修理、メンテナンスページ)でご案内しています。
使用後ブラシ等で洗い陰干しをします。 直射日光で乾燥させると硬化して履きにくくなるときがあります。この場合一度濡らしてから履くとよいでしょう。フェルトソールは使用により減っていきます。フェルト部分が完全に摩滅する前に有償交換を依頼するか、市販のソールをご自分で貼ることも可能です。
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