1/25-26 秦達夫「Trek&Photo」冬の白駒池

2020.02.05 Update

オリンピックイヤー2020年。

記念の年、最初のネイチャーツアー「秦達夫と行く 冬の白駒池撮影ツアー」が1月25-26日に開催されました。

今冬は暖冬傾向。関東近郊では未だ見られない雪景色に会えることに期待と、さすがの八ヶ岳でもちょっと雪不足かも?のドキドキを感じつつツアースタートです。

 

 

1月25日

八千穂高原スキー場集合。

 

 

 

ここから雪上車で約40分。白駒池入口まであがります。

雪上車は独特の揺れと共にゆっくりと高所に進み、冬景色への気持ちを高まらせてくれます。

 

 

 

白駒池入り口から宿泊先の白駒荘までは約20分。

 

 

まずは雪道になれないと!ゆっくりと進みます。

 

 

白駒荘に到着すると、前には凍てついた白駒池が一望できます。真冬ならではの現象と風景です。

暖冬とはいえ、さすがに池は一通り凍り雪が積もった真っ白なキャンバスに。

 

 

池に足を踏み入れる瞬間、不思議な独特の感覚ですね。まずは注意深く。

さっそく撮影開始です。

 

 

どんより曇り空。果たして夕景は撮れるのか?!少し赤みがあるかな?

 

 

曇り空ならではの撮り方…秦先生のアドバイス

 

 

 

なんの足跡でしょう?

 

 

焼けるのはやはり難しい!!でも空は絶妙の色目を見せ始めます。

 

 

日が沈むまで粘ります。

 

 

きれいに赤く焼ける夕景は撮影出来ませんでしたが、ブルーに色づく空に表情を加える雲は寒さを強調していました。

しかし雲は厚く、星空の撮影も難しくなってしまいました…。今日の撮影はここまで。

 

豪華な夕食。冷えた身体が温まります!

 

 

白駒荘4代目オーナー辰野さん。白駒荘は2022年に100周年を迎えられるそうです。

居心地のいい空間とお心配りを本当にありがとうございます。

 

 

気付いたら秦先生と長谷川ガイドが厨房に!お皿洗いお手伝い中。

秦先生にとっても白駒荘は思い出深い大切な場所とのこと!

 

 

食後、星空撮影が出来なくなってしまった代わりに秦先生のトークショーが開催されました。

こちらは白駒荘にお泊りの一般のお客様にもご参加いただきました。風景写真にとどまらない秦先生の数々の作品に歓喜の声が上がり、皆様に楽しんで頂きました。

 

 

 

本日はこれにて就寝。明日は朝5時半集合です。

朝焼けが出ますように…。

 

 

1月26日

朝焼けを求めて再び池の上へ。

朝から小雪がちらついています。ストロボを使った演出などテクニックを教わります。

 

 

 

…しかし朝焼け叶わず!!

 

 

朝食後、高見岩に向かうチーム、白駒池を散策するチームに分かれ撮影を進めます。

高見岩の道中では木々に付いた霧氷がとてもきれいに見えます。

白駒池付近は、激しく流れる霧からの一瞬のショットを逃さないようレンズを向けます。

 

 

 

 

残念ながら撮影行程はここで終了。

後ろ髪を引かれる思いを持ちつつ…雪上車にて八千穂高原スキー場まで戻ります。

 

 

今回、予報に即した大雪とはならなかったものの、終始雲が厚く夕焼け・星空・朝焼けの撮影にはあいにくの天候となってしまいました。

しかし、そのような中でも皆さん思い思いのベストショットを探し当て、撮影を楽しんで頂けました。

 

「1度目だめなら2度目行ってみよう」秦先生がよくおっしゃることです。

それを抜きにしても白駒池は何回でも訪れてみたいステキなシチュエーションのフィールドでした。そして、やっぱり夕焼け・星空・朝焼けが見たいです!!

今回のツアーも皆様のご協力と盛り上げにより無事に行程を進めることが出来ました。

各地よりツアーにご参加頂いた皆様、八千穂高原スキー場レストランモンブランの皆様、白駒荘の皆様、秦達夫先生、長谷川文ガイド、本当にありがとうございました。

今後ともよろしくお願い申し上げます。

 

 

番外編:シンムラが今回学んだこと

極寒地での撮影時、カメラをそのままの状態で暖かい館内等に入れてしまうとカメラが結露してしまい、次以降の撮影に支障がでる。

カメラは屋外である程度の温度を保たせた状態で徐々に室内温度に慣らしていくと良い。

フォトレックデュラレージ32は内側にクッション性のあるインナーBOXがついており、今回これがそのまま急激な気温変化を抑える役割をしてくれた。

 

 

Foxfire伊勢丹立川/新村