8/25-28 黒部源流「Trek&FlyFishing」ツアー
2019.09.17 Update
2019年8月25日~28日の3泊4日で北アルプスの北部、黒部源流へ岩魚を求めて今年も行ってきました。
初日からの3日間は運良く快晴となり、気持ち良い登山&釣りで、皆さん楽しんでいただけました。最終日はあいにくの雨の中での下山でしたが無事4日間終了しました。
今回は初回のツアーから皆勤、2度目、そして初参加の方といったメンバーで、ツアー参加者6名、ガイド2名にFoxfireスタッフ2名同行です。
いつものように前日より有峰ハウスに泊まり、25日は8時折立登山口です。折立登山口にはテント場(目の前が駐車場)もあり、そこに前泊でもOK。登山開始前は体操を行い、心と体の準備をして出発!!
それではここで登山のスタイルと持ち物をご紹介。
フィッシングをメインにされているみなさんはどれくらいのザックを背負っているのでしょうか?
平均50L~55Lザックで重量は12kg~15kgといったところでしょうか。
山道具はもちろん釣り道具が必要なので、寝袋のいらない布団のある山小屋泊りでも荷物は増えてしまいます。また、4日間の為フィールドでの行動食も必然的に増えていきます。
ちなみに私はヘルメットを外側に付ける事で45Lに抑えています。着替えも極力持たず、釣り道具もエアリスタの最軽量を詰め込むと小さくなりますよ。一番重かったのが行動食かも(笑)食べるもの持っていないと不安なんですよね~。
このルートでは水の確保に困らないため私は登山開始時の水は1.5Lです。途中の太郎平でも水の補給が出来るため、沢山持ち運ぶ必要がなく本当に助かります。
パックロッドはザックのサイドに収まり、登山途中の木に引っかかるなどの心配がありません。帰りは特にヘトヘトになりながらの下山では注意が散漫になりやすいので安全面でもおすすめです。
お昼過ぎに太郎平到着!ここでは昼食でエネルギー補給。カレーやラーメンも美味しいけど、今回は全員で「うどん」。美味しい!!
あまり長居をせずに太郎平小屋出発!
薬師沢までの下りは渓流沿いも多く楽しい登山道です。3つの徒渉点があり、ついつい魚がいないか見てしまう釣り人。
夕方前に薬師沢小屋到着!
とても居心地の良い山小屋で雲ノ平や高天原などへ行く時の中継点となり、登山シーズンは沢山の方で賑わうそうです。詳しくは今年出版された『黒部源流山小屋暮らし』を読んでみてください。著者であり薬師沢小屋スタッフの「やまとけいこ」さんのかわいいイラストと苦労を感じさせない素敵な言葉で、私たちが知らない、気になる世界を見ることができますよ。
18時からの夕食を済ませ明日に備えて21時就寝。おやすみなさい~。
ツアー2日目と3日目はメインの釣り日です。
5時からの朝食後、釣りの準備をして小屋前集合。初日は黒部本流の上流(赤木沢出合まで)と下流(B沢出合)の2組に分かれて、次の日は3組に分かれての釣行です。
ここで皆さんの釣りスタイルご紹介。
防水スリングバックで雨を気にせず、肩から下ろさずに必要な物を取り出せます。
釣り用ザックはショルダーに使いやすいポケットが着いていて便利。容量を大きくすれば沢山の荷物も入れられます。
使い慣れたベストが一番という方はこれですね。
そして足元はウェットウェーディングスタイルで活動しやすく軽量に!
このツアーも6回目となりパンツやゲーターもエアリスタが目立ちます。ウェーディングシューズは源流で歩きやすいラバーソールがおすすめです。
みなさんはどれがお好みですか?
次の日の天候を考慮し、最終日は太郎平小屋泊です。山小屋のみなさんお世話になりました。