ジャケット、レインウエアなどに使用しているFoxfireオリジナル透湿防水素材エアロポーラス(コーティングおよびラミネートタイプ)は、使用方法・頻度や保管状況などによって、数年程度のご使用でもコーティング(ラミネート)が少しずつ剥れる「経年劣化現象」が起こってしまう場合がございます。
エアロポーラス(コーティングおよびラミネートタイプ)は、生地に特殊な透湿防水加工を施すことによって肌へのベタつきやムレを抑えた素材を採用しております。3レイヤータイプと比較しても「軽くてコンパクト」という大きな特徴を持っており、多くのお客様にご愛顧いただいております。しかし、3レイヤータイプ(表地+透湿防水膜+トリコット)のように肌側にトリコット補強層がこないため、摩擦によりコーティング面が傷んだり、経年劣化によりコーティング(ラミネート)が剝れ落ちてしまうという特性もございます。
修理・メンテナンス
防水コーティングの経年劣化と保管について
正常な生地の状態
内側脇部のコーティング剝れが目立ちます
経年劣化すると、コーティングが剝れ、シームテープも浮いてきます。
<対象品>
エアロポーラス(コーティングおよびラミネートタイプ)を採用した「ジャケット」「レインウエア」「小物類」。
※エアロポーラス3レイヤー製品は該当しません。
<保管方法のアドバイス>
折りたたんだままの状態にせず、風通しのいい場所に保管しておく。
ひどく汚れた状態のまま放置すると劣化が進む場合があります。
弊社といたしましては、エアロポーラス(コーティングおよびラミネートタイプ)の素晴らしい特徴をお客様にご提供し、その特性を最大限体感していただけるよう採用させていただいております。大変恐縮ではございますが、素材の特性上、経年劣化によるコーティング(ラミネート)の剝れは不良品と判断しかねておりますので、あらかじめご了承いただきますようお願い申し上げます。
※コーティングの再加工につきましては、
おこなうことができません。