SCアルティメットフーディが
2023年グッドデザイン賞を受賞。
ベスト100に選出されました。
GOOD DESIGN AWARD WINNING.
この度、Foxfireの「SCアルティメットフーディ」が2023年度グッドデザイン賞を受賞しました!
受賞したSCアルティメットフーディは、タウンユースやアウトドアなど多くのシーンに対応し、 不快な虫などから身を守る高機能ウェアとして、審査委員の高い評価いただいての受賞となりました。
さらにグッドデザイン賞の中から特に優れた100件を選出する「グッドデザイン・ベスト100」にも選ばれました。
グッドデザイン賞は、1957年創設のグッドデザイン商品選定制度を継承する、日本を代表するデザインの評価とプロモーションの活動です。国内外の多くの企業や団体が参加する世界的なデザイン賞として、暮らしの質の向上を図るとともに、社会の課題やテーマの解決にデザインを活かすことを目的に、毎年実施されています。受賞のシンボルである「Gマーク」は、優れたデザインの象徴として広く親しまれています。
すべての応募対象の中で、デザインが優れていると認められるものに「グッドデザイン賞」が贈呈され、さらにその中から明日を拓くデザイン、未来を示唆するデザイン100件が「グッドデザイン・ベスト100」として選出されます。
PRODUCT
BACK GROUND
今日、ライフスタイルでの自然回帰が人々を惹きつけ、また自然との共生に向けた活動も盛んに行われています。しかし日本のような高温多湿環境の野外で活動することは、不快な虫に囲まれて活動することと同じです。
さらに昨今では地球温暖化による気温上昇や雨量増加、グローバル化で様々な虫の発生数も増加しています。そこで私たちはアース製薬と帝人フロンティアが共同開発した防虫素材スコーロン®を使用して、野外で活動する人を不快な虫から身を守り、快適なアウトドアアクティビティを可能にする「SCアルティメットフーディ」を開発しました。
このプロダクトはFoxfireブランドの思想である「自然に対して正直であること。True to nature」を最大限に尊重し、「嫌な虫だから殺す」ではなく「嫌な虫から身を守る」、つまり自然を征服するのではなく、自然と共生するための知恵を具現化したものです。
真に機能する「着る防虫」の実現には、優れた防虫性能のみならず、蒸し暑い夏季でも快適に着用いただけるよう、吸汗速乾性やUVカット機能も併せて持つ高機能素材が必要でした。
SCアルティメットフーディの生地には特殊断面構造の繊維を採用し、汗の吸上げ速度と揮発性を高めたことで接触冷感をも実現。この生地に対し防虫成分を極小ドット状にプリント加工で付加し、高い防虫力と通気性を両立させました。
他方で、防虫性能が十全に発揮されるよう、アウトドアブランドとして長年培ってきたノウハウを機能デザインへ投入。肩や肘の外側は屈曲時に身体に生地が密着するため刺されやすくなりますが、該当部のヨークを二重にして、動きによる耐性を高めながら刺されにくくする意匠を施しました。
また袖口のサムホールにより、手や手首の脆弱な肌を保護するとともに虫の内部侵入も防ぎます。フードは開口部を通常衣料品より小さくし、首顔を確実にガードします。
DESIGN POINT
SCORON
「着る防虫」をテーマにデザイン。新技術を採用し、虫が嫌がる成分を生地全体にドット状にプリント。これにより、素材の風合いや通気性を損なわず、高機能を維持しながら防虫加工が可能になりました。表面のみの加工なので、肌に薬剤は触れないため、今まで以上に安心して着用していただけます。
COMFORTABLE
暑さや紫外線など、過酷なアウトドア環境で過ごすために、吸汗速乾・UVカット・接触冷感の機能も備えることで、高い快適性を持続。
FUNCTION
動作時に生地が肌に密着することで、刺され易くなってしまう肩や肘周りの生地を二重にすることで、防虫機能を強化し不快感を低減。
COMMENT
フーディとして、街中で着る着方もできながら、そのままアウトドアの森の中に着ていける。利用するシーン毎、適した製品を持って対応するのではなく、ハイスペックのモノを1つ持ち、それで多くのシーンに対応させていくというこれからの時代のモノの使い方、あり方が垣間見える製品である。
スコーロンという特殊な虫を寄せ付けない布地を使用し、更に肘や肩など着ている人の動きにより繊維が伸び、虫に刺され易くなるポイントも、布を二重構造にしてカバーしている。
動植物を撮影するプロのカメラマンが愛用する防虫着でもあり、蚊などの虫が媒介する病原菌や生じるトラブルを事前に回避可能な高機能ウェアとして、審査委員の高い評価を集めた。