Leeとのコラボレーションが実現。フィッシング仕様に生まれ変わったデニムで釣りに行こう!

2023.04.13 Update

 

ゴールドラッシュの時代にワークウエアとして誕生。その後ファッションピースとしても人気を集めるようになったデニムは、フィールドと街を行きかう釣り人にもフィット。特にバスフィッシングやエリアトラウトといった陸っぱりの釣りをデニムウエアで楽しんでいる方も多いはず。

 

そんなデニムのパイオニアとして130年以上の歴史を誇るアメリカのジーンズブランド「Lee」とFoxfireがコラボレーション。Leeの名作デニムパンツをフィッシング仕様にアップデートしました。さらにLeeのデニム生地を使ったタックルベスト、ハットを合わせてフルコーディネートも楽しめます。

 

 

Foxfire×Leeコラボはペインターパンツ・タックルベスト・ハットがラインナップ

 

今回のFoxfire×Leeのコラボレーションでは、Leeブランドを代表するワークウエア「ダンガリーズペインター」をベースにフィッシング仕様のディテールを加えた「Lee Painter Pants」、「アルフラックスタックルベスト」をLeeのデニム素材でリファインした「Lee Tackle Vest」、これらと合わせて全身コーディネートを楽しめる「Lee Hat」の3アイテムがラインアップしています。

 

この3アイテムをFoxfireフィールドスタッフのセンドウタカシさんが、バスフィッシングやエリアトラウトでフィールドテスト。その特徴やディテールとともに紹介していきます。

 

Foxfireフィールドスタッフ センドウタカシ

ニンジャの愛称で親しまれている、旅と釣りを愛する旅情派釣り師。バスフィッシングを中心に、近年はエリアトラウトにも傾注。釣りビジョンなどの映像メディアに多数出演するほか、琵琶湖を中心にフィッシングガイド業も行っている

 

 

Leeのペインターパンツがフィッシング仕様に

 

Lee Painter Pantsは、Leeブランドを代表するワークディテールのワイドシルエットなダンガリーズペインターをベースにしたコラボレーションモデルです。

 

もともとペンキ職人が作業着として履いていたパンツなので、大きなヒップポケットやスパナ・ポケット、ハンマーループなどワークディテール満載なのが特徴ですが、そのディテールをフィッシングシーンにも使えるように試作を繰り返しながらアップデートしたオリジナルなアイテムに仕上げています。

 

 

釣りに欠かせないペンチを入れるのにも便利なサイドのスパナポケットは、ランディングなどでしゃがみこんだ時に中に入れたものが膝に当たらないように、ポケット位置を若干上に移動。

 

 

さらに、ポケットにはスマートフォンなどを入れやすいようにマチと落下防止のためにボタンを追加。ボタンはFoxfireのジャケットにも使われているフィンガースルーボタンを採用しているので、ボタンを指で挟みこむことができ、片手でも開け閉めがしやすくなっています。

 

 

もともと工具をひっかけて吊るしておくためのハンマーループは、ルアーチェンジの時に一時的なロッド置き場としても便利です。

 

若いころからアメカジが好きで、Leeのペインターパンツもよく履いていたというセンドウタカシさんに履き心地を聞いてみました。

 

Leeの特徴的なポケット形状やトリプルステッチの縫製はそのまま。ロゴ入りボタンなどもLeeのオリジナルのものが使われているのが嬉しいですね。シルエットは気持ち細めになっているので、動きを阻害する感じがないし、汚れたりしにくいので釣りでも使いやすいですね」。

 

 

ベースとなっているLeeのダンガリーズペインターは腰回りからストンと落ちるワイドシルエットが特徴ですが、今回のコラボモデルでは動きやすいように少し細めのシルエットに仕上げています。

 

「生地が薄めなので履き心地も軽いし、これから気温が上がってくる季節にも履きやすいと思います」。

 

生地は1925年にLeeが採用したワークウエア用デニム「ジェルトデニム」を採用。ややライトな10.5ozで、動きやすい軽さを持ちながらも、織り密度の工夫により強度をましたデニム素材で、機能性と耐久性を必要不可欠とするワークウエアならではのデニムになっています。ワンウォッシュ加工で仕上げているので、経年変化も楽しめます。

 

 

前ポケットの向布にはコラボレーションの証Foxfireのオリジナル刺繍が施されています。

 

サイズはXSXLがラインナップ。カラーはインディゴのみの展開となっています。

 

 

Leeのデニム生地を使ったタックルベストとハットでフルコーディネート

 

腰には大容量のフラップ付きポケット、背面には大型のゲームポケットを配して、見た目以上の収納力がある「アルフラックスタックルベスト」を、Leeのデニム素材でリファインした「Lee Tackle Vest」。

 

 

「背中の大きなポケットが便利で、ドリンクを入れてもOKだし、レインジャケットや大きなボックスを入れるのもいいですね。バッグ類などの荷物を増やさずに気軽なスタイルで釣りに行けるから嬉しいです」。

 

 

単に生地をデニムにしただけでなく、Leeの定番のオーバーオールでも使われている金具を随所に採用するなどディテールにもこだわっています。ランディングネットをかけるための背中のDカンもこの金具に変更されています。

 

 

「このフィッシングベストを着て何度か釣りにいったんですが、毎回どこのベストか聞かれます。経年変化を楽しめるデニムなので、これから自分なりにかっこよく育てていくのが楽しみです」。

 

Leeのデニムは一般的なデニムとは異なる織り方をすることで、Leeならではの色落ちを楽しめるのも特徴になっていて、経年変化を楽しめるアイテムになっています。

 

 

同じコラボの「Lee Painter Pants」との相性はもちろん抜群ですが、ゴアテックスなど化繊のレインジャケットと合わせてもかっこよくきまります。レインジャケットはベストの上から羽織ることもできますし、レインジャケットの上にベストを着ることもできます。

 

 

 

帽子も釣りには欠かせないアイテムのひとつですが、今回のコラボではLeeのデニム生地を使い、Foxfireの魚型ロゴをオンしたハット「Lee Hat」もラインナップ。取り外しが可能なハットストッパー(あご紐)がついているので、風が強い日でも安心です。

 

 

Lee Tackle Vest」と「Lee Hat」はどちらもフリーサイズで、カラーはインディゴとブラウンの2色展開となっています。