廣瀬 弘幸『airistaノンスキッドグラブ』フィールドインプレッション
2018.07.23 Update
私は、釣りの際にはいつもグラブを着けています。
渓流では遡上の際に岩や草木を掴みますが、素手では危なくてとてもできません。
また、私は営業職なので、お客様との打ち合せで資料を説明する際に手を使うため、日焼けやシミだらけの手を出すのは気が引けます。そのため、日焼け対策としてもグラブは欠かせません。
釣りの用グラブは親指、人差し指、中指の3本の指先が使えるようになっているものが多いですが、薬指と小指が出ていないとグラブの指先の弛みや突っ張りで、しっかりロッドを握り感度良く釣りを行う事が満足にできないと感じています。
そこで、私は5本の指先が使えるグラブを寒い時以外は何年も前から使っています。ただし、繊細なアタリや違和感を感じる必要がある為、感度の悪くなる分厚いグラブでは釣果に悪影響をあたえます。
また、フックが直ぐにグラブに引っ掛かる物もいけません。先日、試しにフカセ釣りで使ってみました。
真夏の日中、船上の釣りで日焼け対策はいつも万全で臨んでいますが、いつもフカセ釣りではグラブにフックが引っ掛かり釣りを中断することになるので、グラブを着けずに釣りをしていました。
しかし今回は最後までフックは引っかからず、問題無く釣りができ、自己記録タイの93センチのヒラマサをキャッチしました。
今まで、なかなか納得のいく物が無く色々と試してきましたが、やっと満足の行くグラブに出会えました。それがこのエアリスタ・ノンスキッドグラブです。
ストレッチ性が高いのでフィット感が素晴らしく、釣りの際の僅かなアタリや違和感も逃しません。また、中指と薬指の間に指掛け用のループが付いているので脱着もスピーディ。しかもこのループ、意外にも邪魔にならないのです。
魚をリリースする際にはどうしても手を濡らしますが、スリップストップ素材により濡れても滑らないのでその後の釣りに影響しません。
このグラブは手首の動きを妨げない為に短くなっているので、快適にお使いいただけると思います。ところが、日焼けが気になるシーズンには服の袖とグラブの隙間が露出してしまいます。
そんな時は、サムホール付きアームカバーとの併用による日焼け対策をお勧めします。私はサムホール付きアームカバーを着け、その上からグラブを着けます。こうすることによって、手首に隙間が無くなるので日焼けや虫刺され、草木での怪我も防止できます。
この夏、エアリスタ・ノンスキッドグラブで、快適な釣りを楽しんでみてはいかがでしょうか!
Foxfireフィールドスタッフ・廣瀬 弘幸(ひろせ ひろゆき)
福井県福井市在住。九頭竜川のサクラマス釣りに精通した、カリスマエキスパート。ティムコ・プロスタッフとしてトラウトロッドやルアーの開発にも携わっている。